リウマチ検査(抗CCP抗体)について |
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手足の関節が痛む方 や 関節症状がある方!
リウマチ検査 Q&A
Q. 関節リウマチとは?
A. 関節リウマチとは、免疫の異常により関節に炎症が起こり、痛みや腫れが生じる病気です。
進行すると、関節の変形や機能障害を起こします。
一般的に男性より女性のほうが多いといわれています。
Q. リウマチ検査とは?
A. 血液中の「抗CCP抗体」「RF」「CRP」の3つの検査で総合的に判断します。
Q. 抗CCP(環状シトルリン化ペプチド)抗体とは?
A. 抗CCP(環状シトリルン化ペプチド)抗体は上皮細胞に存在するフィラグリンのシトルリン残基を認識する抗体です。この抗体は関節リウマチに対して特異性が高く、検査が陽性かつ関節痛が存在した場合、高い確率で関節リウマチといえます。
Q. RF(リウマトイド因子)とは?
A. 免疫グロブリンの一つであるIgGに対する自己抗体の総称で、関節リウマチの患者からしばしば検出されることからこの名前がつけられました。
しかし、関節リウマチ以外の自己免疫疾患や、肝疾患・感染症などの様々な疾患で陽性になることがわかっています。
Q. CRPとは?
A. CRPは体内の炎症や組織傷害を反映して血中に増加します。
しかし、関節リウマチに特異的なわけではなく、あらゆる炎症性の疾患で上昇します。
よって、炎症の程度を知る目的で測定します。
Q. 検査の方法は?
A. 健診時に採血した血液を使って簡単に測定できます。
Q. おすすめの方は?
A. RF(RA)検査が高値な方や手のこわばり・関節痛・関節腫脹など、関節症状が気になる方におすすめです。
Q. 全部陰性でした。関節リウマチではない?
A. 実際には、どの血液検査でも陽性にならない場合がございます。
よって、関節リウマチを否定することはできません。
関節症状など気になるようでしたら、医院を受診されることをおすすめします。
外部リンク
一般社団法人 日本リウマチ学会(JCR)