乳房専用超音波診断装置導入しました!! |
平成30年3月9日、健康増進センター内に北陸で唯一のオートスキャンによる
乳房用超音波診断装置を導入し、デンスブレスト(高濃度乳房)の方にマンモグラフィ
では検出しにくい場合でも精度の高い超音波検査を提供できることになりました。
● 乳がん検診について
マンモグラフィは乳がんに伴う石灰化の検出に優れ、早期乳がんの発見に有効な検査です。
しかし、乳腺の発達している方や日本人に多い高濃度乳房の方では所見が分かりにくいと言われています。マンモグラフィの弱点を補うため、超音波検査の有効性を検証するための「J-START」という大規模な研究がおこなわれており、当センターも研究に参加しています。
マンモグラフィと超音波検査の併用により(マンモグラフィ単独受診に比べ)乳がんの発見率が1.5倍になったとの報告があります。(J-START)
● 検査について
①一人当たりの検査時間は、着替えを含め15~20分です。
②自動撮影なので、一定の検査時間でより多くのデータを収集し検査をします。
③撮影した画像は3Dデータとして解析し、専門医による判定を行います。
④結果は後日郵送となります。
⑤豊胸手術後やペースメーカー挿入の方は、自動撮影での検査を受けていただくことが
できません。従来通りの「手動の超音波検査」をご希望の方は事前にご相談ください。