ヘリカルCT肺がん検査 |
「ヘリカルCT肺がん検査」を受けてみませんか?
「肺がん」は死亡率のトップです。
肺がんの死亡率は全国では平成10年、富山県では平成17年に胃がんを抜いて死亡率の1位となり、増加の一途をたどっています。
ヘリカルCTによる肺がん検査は、心臓・血管の影や骨と重なって見えにくかった肺の部分も、明瞭に写し出すことができるので、肺がんの早期発見にきわめて有効です。
すりガラス様の部分が肺がんです
肺がん検診成績の比較
ヘリカルCT検診車(当センター、平成20~22年度)及び、胸部X線(日本対がん協会全国集計、平成20年度)
対象者
・40歳以上の方
・粉塵、アスベスト環境下で作業歴のある方
・喫煙者(特に喫煙指数が600以上の方)
および家族に喫煙者がいる方
※ 喫煙指数は、1日の平均喫煙本数 × 喫煙年数のことです。
開始時期
平成24年7月2日(月)から
令和5年4月1日にリニューアルしました。
オプション料金
11,000円
※ 予約制です。人数に限りがありますので事前にお問い合わせください。
● ご予約・お問い合わせ
富山県健康増進センター
TEL 076-429-7575
ヘリカルCT肺がん検査Q&A
Q.ヘリカルCT肺がん検査はどんなことをするのですか?
A.撮影台の上で仰向けになり、約15秒息止めの間に肺全体を撮影します。
Q.従来の胸部X線検査とどう違うのですか?
A.胸部X線写真では一つの方向に像を投影するため、筋肉・肋骨・血管・気管などが重なって
写ってしまいます。しかし、ヘリカルCT検査では、肺全体を30数枚の輪切り像にして透かす
ように詳細に調べることができます。
Q.CT検査だとX線被爆が多いのではないですか?
A.従来の胸部X線検査の約10倍の線量で撮影しますが、バリウムによる胃X線検査と比較すれば
同じかそれよりも少ない線量です。
Q.1年に1回受診すればいいですか?
A.ヘリカルCT肺がん検査は数年に1回の受診でよいと言われています。
Q.肺がん以外にも異常が分かりますか?
A.肺周辺の他臓器も写りますが、その精度には限りがあります。