緑内障について |
成人の失明原因第1位!!
Q.緑内障とは
A.視神経が障害され視野(見える範囲)が狭くなる病気です。
一度障害を受けた視神経は再生することがないため、
緑内障は視力を失う恐ろしい病気と言われています。
Q.緑内障の原因
A.①加齢のため眼圧が上がり視神経が圧迫されて視野が狭くなります。
②パソコンや携帯電話などで、目を酷使する事により視神経の周囲の血液循環が悪くなり、
眼圧は正常だが視神経が障害され視野が狭くなります。
Q.緑内障の症状
A.一般的に緑内障は自覚症状がほとんどなく、知らないうちに病気が進行している事が多いです。
自覚症状が出たときは、すでに神経線維の70~80%が死んでいる可能性があります。
急性の緑内障では、急激に眼圧が上昇し、目の痛みや頭痛、吐き気など激しい症状をおこします。
Q.緑内障の検査
A.①眼底(視神経)検査
眼底カメラを用いて目の奥にある、眼底の血管、網膜、視神経を
調べる検査です。
②視野検査
視野計測の機器を使い視野が欠けていないか検査します。
③眼圧検査
房水という液体によって保たれている眼球内圧(眼圧)を
測定する検査です。
Q.緑内障の治療
A.薬(点眼)を使って眼圧を下げますが、十分に効果が出ない場合は手術やレーザー治療を行います。
Q.緑内障の予防
A.緑内障発見には、定期的な健康診断が必須です。
早期発見、早期治療をすることにより失明に至らず視力を保つ事ができます。
富山県健康センターの「総合健診コース(人間ドック)」では、眼底検査が検査内容に含まれます。
また、協会けんぽの「生活習慣病予防健診」ではオプション検査として756円で眼底検査を受診できます。
♪ 40歳以上の方は、ぜひ目の検診を受けて頂く事をおすすめします。
眼底検査の写真(右目、左目)